今年の夏、FDMさんがノコギリクワガタ(♂)とコクワ(♂)を
見つけ、社員一同で飼育しておりましたが。
実はその後、カブトムシの雌を二匹
またしてもFDMさんが発見し、計四匹 飼育していました。
ですが そこは自然界の定め。
夏の終わり頃、皆様次々とご臨終…。
ノコギリ(♂)にも劣らない気の強さを見せていた
カブト(♀)も、ある日動かなくなっていました。
そんなこんなで、最後の一匹が旅立ってから
誰も見向きもしなくなった虫カゴ。
かなり汚れていたのに、片付ける気にもなれず。
だんだん切り株や土の表面にカビが…。
『片付けなきゃね~…』
なんて言いつつも、忙しさに感けて
昨日まで放置していました。
ところが。
昨日、カビの様子を観察していた塾生が一言
『なんかいる…』
!!?
見るとケースの側面にイモムシ…!!
そうです。
子供、産まれてました!
FDMさんが連れてきたカブトニ匹は
交尾した後の雌だったようです。
ヒャッホーーー!!
本日、ケースの掃除がてらお顔を見てみたら、
丸々とした双子ちゃん。
放置していた約二ヶ月間、勝手にすくすくと成長していたようです♪
小さいけどしっかりしたアゴで噛み付いてくる気の強さ^^
元気そのものです。
カブトムシの幼虫、初めて生で見た私。
これでもかってくらい観察。
つるつるかと思ったら毛も生えてるんですね。
肌のハリとツヤがきれいです。
ちなみに放置しまくっていたケースの中は
ウンチまみれでした(↓コロコロした黒いの)。
きっと ほとんどの腐葉土を食べつくして
お腹空かせてたに違いない…。
気づいて本当に良かったです。
早速新しいマットに交換し、
土の上に乗せてやると、即座に土のベッドへ潜っていきました。
それにしても、早めに掃除してたら気づかず捨ててたかも…!
社長にはよく
『卵あるかもよ!連れてくる前に交尾してるかもだし!』
と言われてたんですが、
まさかほんとに産んでいるとは思わず…;
それにカブトムシの幼虫なんて。
写真で見てたときは
キモー!無理ー!><
とか思ってました。
だけど実際に見て手に乗せてみると、案外かわいい(´∀`*)
そしてこの子がカブトムシになるのかと思ったら、さらにかわいい!
雄かな~雌かな~
今から楽しみ♪
カブト達の忘れ形見
大事に育てます!
■TSU■
少し前に見つけてきた、今年の初物です。
去年は発見する度意味もなく連れて帰ってきて、
こんなになっちゃいました…。
総勢15匹分。
手前の小さいのはツクツクの抜け殻です。
なんで持ってくるの、
こんなに集めてどうすんの、
と、毎回言われるんですが。
セミの抜け殻を見ると、奇跡に遭遇したような気がして、
その証拠に、と持ち帰ってきてしまいます。
セミは身近な生き物ですが、凄く不思議がいっぱいで、
抜け殻を見ているだけでも面白い。
毛があったりとか 。
こんな細い足や触覚まで、ちゃんと抜けるんだ!とか。
+ + + + + + + + + + + + +
実は去年、セミの抜け殻!
と思って取り上げた子が、なんとまだ羽化前のセミでした。
嬉しくて、羽化を間近で見たくて、連れて帰りました。
手に乗っけると上へ上へヨジヨジ上るセミ。
可愛すぎます。
夕方になって、そろそろ羽化を開始する時間かな、と思って
壁に布を張り、羽化体勢が取りやすい環境をセッティングしました。
だけど何回か上れずに転げ落ちるセミ…。
やっと引っかかって、良いポジションを確保出来たようで
身体を左右にユラユラ揺らし始め、羽化体勢を取ったようでした。
だんだん背中の殻も少し割れてきて…。
…ですが結局そのセミは羽化することが出来ませんでした。
体力がなくなったのか、羽化準備に時間がかかりすぎて
殻が固くなってしまったのか…。
殻の中から出られないまま死んでしまいました。
『羽化はセミにとって、命がけの作業なんだよ』
虫に詳しい社長に言われて、
可哀想な事をしてしまったと悪戯に連れてきた事を激しく後悔。
それから少しして、帰り道でセミの羽化を見かけました。
羽が透明で綺麗。青白く光って、すごく神秘的です。
羽化って凄い。
あの子も連れてかなけりゃ、こんな風に羽化していたのかなぁ
って思ったら、涙が出そうになりました。
いい大人になって、虫相手にこんな切ない想いをするとは
思わなかった去年の夏でした。
■TSU■
あっと言う間に一年の半分が過ぎてしまいました…(゜゜)
ここ最近とても忙しかったです。
そんな忙しさの最中、近所のコンビニでふと出会った癒し。
ツバメの巣です。
ちゃんと支えを作ってあげてるコンビニ店員さんに拍手☆
巣の中では何やら親ツバメが卵を温めているようで
もそもそと動いていました。
ていうか、こんなに暑い日が続いてるのに
卵しっかり温めるんですね。びっくりです。
実はこの反対側の角にももうひとつ巣があり、
少し前にそこから巣立った子ツバメ達が、
今日コンビニの隣にある空き地の周りを飛び回っていました。
親たちのヒューンと鋭いかっこいい飛び方と違って、
子ツバメ達は下手したら落っこちそうな
パタパタカクカク一生懸命な飛び方…。しかも低い。
可愛い。萌え。
もしかしたら飛び方の練習中だったのかもしれません。
遡って半月程前の話ですが、
このコンビニでツバメの巣を見つけ、
ヒヨヒヨ餌をねだるこっこ達があまりにも可愛くて、
いいなー…(´∀`*)なんて思っていたら、
なんと念願叶って(?)HAL-ARTにも鳥の巣が!
…戸袋の中に。(ん…?)
このお尻、一体何の鳥だろうと思っていたら
どうやら鳴き声から推測するに、ムクドリ。
ツバメじゃないけど、生命の神秘を間近で感じられるのは
素晴らしい事じゃないか!と喜んでいました。
…最初は。
と、言いますのも、日が経ちヒナ達が大きくなるにつれ、
餌をねだる声がだんだん大きくなって行くんです…。
ヒヨヒヨ、なんて可愛らしいもんじゃありません。
それはもう、耐え切れんばかりの声量で。
しかも数分置きに耳に突き刺さるようなその声で
一斉に鳴くんです…。
もう怖いくらいです。
あまりに 煩い けたたましい鳴き声に
うおぉ~!!早く巣立ってくれー!!><
仕事にならーん!!><
MAX忙しかったのも相俟って
もう生命の神秘どころじゃありませんでした。
今はもう全羽無事巣立って戸袋はもぬけの殻ですが、
ムクドリの巣はもう懲り懲りです…(ゴメンナサイ)。
時間が出来たら戸袋の掃除しなければ~。
気がつけば庭の雑草ももの凄い事になってきた~。
ここに越して来てから、
自然の生命力に圧倒されまくりです。
■TSU■